マギ 33、34
- 作者: 大高忍
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/05/02
- メディア: Kindle版
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- 作者: 大高忍
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/06/16
- メディア: コミック
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話が広がりすぎるというか世界の多重構造なんて持ちだしたら難しい上に白けるような。
今まで小さな世界で細々とやっていたんだぁと。
読み手は感情移入できなくなる恐れがありますね。
33巻は神への成り上がりなので、読んでいてあんまり面白くないなぁ。
シンドバッドは神になったのに、まだ自分のいた世界に執着しているのは人間くさいですね。
人として死ぬ事が上位層へ転生?するための条件っぽいのは、読んでいて面白い。
肉体を捨てる事で精神が自由になるというか。
マギを書き直して世界を自身の思想に染めちゃったけど、それでシンドバッドは面白いのか?って思っちゃうな。
予定調和すぎて自分なら飽きそう。
シンドバッドはボスなので、そこらへんの読み手の疑問はしょうがないのかな。
34巻はキャラクターの関係性が非常によかった。
今までの積み上げがあって、あーいう会話パートを描いてくれると嬉しい。
33巻はストーリー上真面目な話を描いたから反動で34巻は好きに描くって感じなのかな。
読み手としても、そーいうのが欲しい。
アリババの可能性がどこまでいけるか楽しみだ。