マギ 35

マギ 35 (少年サンデーコミックス)

マギ 35 (少年サンデーコミックス)

アリババが凄い。
アリババは「王」というよりは「友」でしょうね。

道を示すのではなく、友の感情に共感し同じ目線で共に道を考える。

これは最初から一貫している気がします。

シンドバッドと違いアリババは責任を背負い込む立場にいないってのも大きいかな。
これまでの身の振り方を見ても「王」ってよりは「友」ですね。

この巻は舌戦がメインなので、ちょっと難しい。
著者としては、そうとう考えて作り込んだんじゃないかな。
このキャラの思想上、こういう発言をする、みたいな事を考えるなんて面倒臭すぎる。

「守りたい」という人として当たり前の「感情」が争いを生むってのは面白い指摘です。
シンドバッドの執着の無さは、使えない関係性は捨てて次!みたいな薄情なヤツにも見えますね。
シンドバッドに見えてる未来からすると、そうしなければならないって事かな。

この巻でもシンドバッドの真意はわかってないです。
「神になる自信がない」みたいな考察をしていますがミスリードに見えますね。

なんか急にダビデがラスボスっぽくなりましたね。
みんなで力合わせて倒す系なのかな。

それにもして巻の最後のシンドバッドは何を思ったのだろう。
次が気になります。

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ダンジョン飯 5巻

最高!最高です!

緊張と緩和、ギャグ、別視点からお話、それぞれの心情。
どれもバランス良く調和していて凄い。
ここまで完成度が高いと「飯」の部分が手抜きに見えてしまう。

オーク妹の頭の良さ、話の引き出し方を見ているとだんだん可愛く見えてくる不思議。

ライオスは魔法を覚えるなどの成長があっていいね。
この魔法を覚えた事はいずれ役立って欲しい。

ファリンはダンジョンの一部になったって認識です。
ダンジョンから地上に抜けるには、地上の何かに意思を移す必要がありそう。

あっさり地上に帰れると思ったら難しいみたいですね。
色んなパーティーも混ざってきて良い意味でグチャグチャになりそうです。

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ニンジャスレイヤー(12) ~ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション~

ニンジャスレイヤー(12) ~ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション~ (角川コミックス・エース)

ニンジャスレイヤー(12) ~ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション~ (角川コミックス・エース)

面白い。
絵もノリノリでワザマエ!の一言に尽きる。

ナラクとフジキドのやり取りは、ちょっと笑ってしまった。
主人公がルール違反してくるとか思ってもいなかっただろうな。
結果的にフジキドが勝ったのか?

ラオモト・カンに対して挨拶するシーンはカッコよすぎる。
今までを思い返すページが差し込まれているのが凄くいいね。

ラオモト・カンはとことんビジネスマンですね。
相対す前にバジリスクと戦っており、こっちは戦闘狂との闘いだっただけに落差がありますね。

ラオモト・カンは選挙に出るのはいいが労働基準法廃止とかヤバい事を言っている。
自身のビジネスのために政治の領域に手を出すあたり突き抜けているなぁ。

最後はダークニンジャと再戦という所で終わっていて続きが気になります。

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