学問のすすめ ─まんがで読破─

学問のすすめ ─まんがで読破─

学問のすすめ ─まんがで読破─

面白い。
面白いんだが、原典を漫画化したのではなく、福沢諭吉の生い立ちがメインで、原典の内容は2割ないくらいじゃないだろうか。

幕末から明治の話ってなると、戦争に関わった人物に目が行きがちですが、学問の側面から見ていくと、また違っていいですね。

封建制度に疑問を持ち、外の世界に出ていきたくて、蘭学、英語を学び、世界を巡り、日本の近代化に大きな影響を与えています。
生まれた階級といい、タイミングといい、時代が大きく変わるタイミングに、はまっています。

韓国系の本を読んでいるときに金玉均の話で福澤諭吉が出てくるんですが、生い立ちを知ると金玉均を支援する気持ちがわかります。
以下、脱亜論もあります。
安くなったときに読んでみたいな。

脱亜論 ─まんがで読破─

脱亜論 ─まんがで読破─

調べて見たら、時事新報という新聞を創刊しており、最終的に 産経新聞 に吸収されたようです。

肝心の 学問のすすめ は、厳しく愛のある内容ですね。

日本の独立維持には、その国民たる個人の独立が必要である。
独立を維持するには、学問を通じ知識、認識を磨く必要がある。
学問は個人、そして社会の貢献に使う義務がある。

あたりが、重要だなぁと思って自分なりにまとめました。

他にも自身のスキルを定期的に評価しろだとか、西洋文明を盲信するなとか、素晴らしい事を言っていますね。
純粋でかつ本物の自己啓発本にも読めます。
これと比べると、現在、市場で溢れかえっている自己啓発本は資本主義の欲望にまみれた内容に思えます。

学問のすすめ は「全国民の10人に1人が買った計算になる」らしいですが、これだけ売れるほど日本の識字率が高かったって事なんでしょうね。
知識人に言論の自由があり、その内容を吸収できる国民がいるってのは凄いことです。
金玉均の結末を考えると、日本は 福沢諭吉 を活かす環境があったとも言えますね。

現在でも学べる点(正確には取り戻す点)があります。

衛府の七忍 3~6

若先生、流石にごつ!

無茶苦茶だが面白い。
漫画ってのはエンターテイメントなんだよぁ。

波裸羅は、どちらの勢力にもつかないと思っていましたが、今の所、主人公側なのかな。
楽しければ何でもいいっぽいので、後々、どうなるのか、わかりませんが。
今の所、吉備津彦に対抗できるのは 波裸羅 ぐらいなのかなぁ。
このマッチングは見たい。

琉球では 犬養幻之介 こと 藤木源之助 が出てくるのは熱いですね。
シグルイ」であった悲しい運命から開放された感じが、見てて嬉しいです。
ネットで話題となったイカれた薩摩の連中は琉球に来ていたんですね。
沖縄県民としては考えさせられる巻だなぁ。

宮本武蔵の話は全てにおいて完成度が高いですね。
ギャグ、熱い展開もそうですが、武蔵の心理描写がグッときますね。
宗教の恐ろしい側面がある事への指摘など良いですね。

ここでは衛府側がやられており、どっちが善とかないっぽいですよね。

ここらへんから龍神様の人選は、結構、雑な感じします。
龍神様は、封建社会格差社会の犠牲になったものを復活させテロ要員にする、過激派リベラル神ってのが今の評価です。

人間城ブロッケンの話も良いですね。
まさか 朝鮮人 が出てくるとは思いもしませんでしたが、さらに主役級になるとは。
テヤンは今までの出てきたヒロインのなかで、一番、可愛く書かれている気がする。
テヤンは人格変わったままっぽいけど、みんな、ハッピーっぽいからいいかな。

沖田総司の話は、そもそも過去の人間をさらに過去に飛ばすとか、発想が凄すぎますね。
鬼も出したし、ノルマ達成、好きな話を書くわってなっていませんか。
どうでもいいですが、タイムスリップは 龍神様 とか関係ないよね。

うーん、次巻が楽しみ。

kameyatakefumi.hatenablog.com

ドリフターズ(5)(6)

色んな意味で無茶苦茶だよ~。
話の展開が非常に早いですね。

5巻は、サンジェルマンの交渉と、山口多聞と菅野直の出会いですね。
正直、元々の人物を知らないので、読んでいてもピンとこないです。
知っている人からすると熱い展開なのかな。

国王が食料を増やせるのは反則ですね。
そりゃ、信長はキレますわ(笑)

山口多聞と菅野直を調べてみましたが、それっぽいエピソードを拾って書いていますね。

黒王は、どうやらイエスではないっぽいですね。
エスは、あそこまで人類に絶望していないです。
どちらかというと、神に見捨てられた事を嘆いています。
人類に期待して、裏切られた事のある人物には該当しませんね。
誰なんだろ。

6巻では戦闘に突入しています。
みんながみんな、思いがあって好き勝手やっていますね。

豊久は「あたまがおかしい」ので読んでいてヒヤヒヤします。
豊久の殿(しんがり)特攻?の描写は、割と手を抜いていますね。
熱い展開なんだけど、状況の説明がセリフだったりと、劇っぽい書き方だと思いました。

戦況が大きく変わる出来事も地味ながらいいですね。
策謀描写好き。
この巻は盛り上がりは素晴らしいですね。
次の巻も楽しみ。

幼女戦記(10)(11)

幼女戦記(10) (角川コミックス・エース)

幼女戦記(10) (角川コミックス・エース)

幼女戦記(11) (角川コミックス・エース)

幼女戦記(11) (角川コミックス・エース)

面白い。
10巻と11巻は一気読みした方が良いですね。

前の9巻でライバルになるであろう メアリー 視点に移るかと思っていましたが、ターニャに戻ってきました。

10巻は政治色が強く、戦略的視点の話ですね。
相変わらずターニャと軍関係者が噛み合っていないのですが、今回のターニャの思考は極端すぎるというか、勘違いに共感できませんでした。
レルゲンも話が噛み合わないって思っていて、全くその通りだと思いました。
「話が噛み合わない」って認識しているの、この人ぐらいよね。

11巻は戦場視点。
この巻も非常に面白いんだけど、新兵の話は賛否ありそうですね。
ターニャの話じゃないですし、より戦争ものって感じです。

ラインの攻防に関する話は勉強になるなぁ。
無茶苦茶な消耗して、空間取りをしているのか、バカらしいね。

フランソワ共和国の ビアント は、最初は無能な シロッコ だなぁと見ていましたが、戦場に出てきたり、ターニャの戦術を学び仕返したりと熱いキャラですね。

今までターニャへ対抗してくる敵国のエースは、個々の武の戦いでしたが、ここに来て戦術レベルで物事を考え、実行できる人物が出てきたのは話の進め方として、非常に綺麗で、かつ深さを感じます。
最後に ビアント は、敵後方にある補給都市?を叩くみたいな事を言っていたので、戦略面でも優れているのがわかりますね。

ターニャより強い権限を持った相手となると、ターニャは相当に辛そうですね。

ターニャの知識で、帝国が進化し、その影響が他国に移りつつありますね。
今後も非常に楽しみ。
素晴らしい!

kameyatakefumi.hatenablog.com

失われた時を求めて ─まんがで読破─

人間賛歌ものですかね。

なんかフランスっぽいなと思ったら、著者がフランス人 マルセル・プルースト って方でした。

握手の描写などがあるんですが、日本の文化にないものなので、何を意味しているのか、わからない点がありますね。
細かすぎて、何て検索していいかすら、わかんない。

社交界の話は面白いですね。
社交界を出世の手段として使っていたり、そうするものを スノブ と罵ったり、文化を感じます。

貴族とブルジョアの違いも初めて意識しました。
ブルジョアはいわゆる成金ですね。
金のない貴族と、箔が欲しいブルジョアが一緒になるとか、凄くありそうです。

本質的には異なりそうですが、日本でいう武士と商人に近いものがあるのかな。

男性の同性愛を ソドムの男 といい、女性は ゴモラの女 って言うんですね。
宗教的タブーなので、そう表現するのは面白いですね。

漫画の登場人物、かなり割合でソドムの男か、ゴモラの女なので、基準がおかしくなるんですが。

原典は、その時代、その国の文化を知った上でないと読まないと理解は難しいでしょうね。
ヒューマンストーリーとして読む分には、悪くないかな。