PostgreSQL クライアントアプリケーション(createuser、dropuser、createdb、psql、vacuumdb)
createuser
https://www.postgresql.jp/document/11/html/app-createuser.html
- オプション
- -P, --pwprompt パスワードの設定
- -s, --superuser スーパユーザ権限を付与
- -d, --createdb データベース作成の権限を付与
- -r, --createrole ユーザ(ロール)作成の権限を付与
- -l, --login 接続の権限を付与
- -h 接続先ホスト
- -p ポート番号
- -U 接続ユーザ名
createroleというコマンドはない。
コマンドを実行するにはCREATEROLEという権限が必要。
オプション P だけ大文字。他のオプションの大文字は権限を付与しないようになっている。
受験対策
2.42_Silverの例題解説「S2 運用管理 - S2.2 標準付属ツールの使い方」
2.65_Silverの例題解説「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(データベースユーザの追加・削除・変更方法)」」
2.75_Silverの例題解説「S2 運用管理 - S2.2 標準付属ツールの使い方(データベース管理用コマンドの使い方)」
2.95_Silverの例題解説「S2 運用管理 - S2.2 標準付属ツールの使い方(createuser/dropuser)」
2.106_Silverの例題解説「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(データベースロール/ユーザの概念)」
2.107_Silverの例題解説「S2 運用管理 - S2.5 基本的な運用管理作業(データベースロール/ユーザの追加・削除・変更方法)」
2.115_Silverの例題解説「S2 運用管理 - S2.2 標準付属ツールの使い方(createuser/dropuser)」
dropuser
https://www.postgresql.jp/document/11/html/app-dropuser.html
- dropuser [接続オプション] [オプション] [ユーザ名]
- オプション
- -i, --interactive 削除前に確認を促すメッセージが表示されるようになる。
- -U 接続ユーザ名
- オプション
createdb
https://www.postgresql.jp/document/11/html/app-createdb.html
- createdb [接続オプション] [オプション] [データベース名]
- オプション
- -E, --encoding
- -l, --locale
- -O, --owner (スーパーユーザのみ実行可能)
- -T, --template
- オプション
データベース名が未指定の場合、createdbを実行するOSユーザと同じ名前のデータベースを作成する。
template1を指定した場合、template1に設定されたエンコーディングとロケールは変更ができない。
エンコーディングとロケールをテンプレートとは別の設定にしたい場合は、template0を指定した上で、-E、-lオプションを使用し変更する。
psql
https://www.postgresql.jp/document/11/html/app-psql.html
- psql [option...] [dbname [username]]
使用例。
- データベースの一覧表示
- コマンドの実行
- ファイルの実行
- 各コマンドごとに実行するかキャンセルするかの確認を行う
- 複数のコマンドを1つのトランザクションで実行する
接続先のホスト名を省略すると、環境変数 PGHOST の値を使用する。
PGHOST がない場合は、実行したホストが接続先になる。
接続先のポート番号を省略すると、環境変数 PGPORT の値を使用する。
PGPORT がない場合は、5432を使用する。
vacuumdb
https://www.postgresql.jp/document/11/html/app-vacuumdb.html
- vacuumdb [接続オプション] [オプション] [-t テーブル名] [データベース名]
- -a, --all 全てのデータベースを処理対象とする
- -f, --full 不要領域の回収と削除を行う
- -z, --analyze 不要領域の回収に加え、統計情報の収集・更新を行う
- -Z, --analyze-only 不要領域の回収を行わず、統計情報の収集・更新を行う