よんでますよ、アザゼルさん。(16)

お疲れ様でした。
駆け足でしたが、皮肉の効いた最終巻でした。

どう見ても「石破」な げる美 が首相になった理由がガンダム作りたいは、共感するしかない。
権力と金があったらやりたいもんね。
税金使うのはどうかと思うけど、アザゼルの世界だからなぁ。

アシュタロトという虚飾の悪魔が、日本という実態のないモノと契約しているってのは面白い考えだなぁと思った。
法人と契約可能なのって、設定上どうなんと思うけど、社会風刺としては素晴らしい。

アクタベの正体は、結局、名言はないですね。
神と同等の何かでしょうか。
識者だと何となくわかるのかな。
旧約モードとか言っているあたり、神=ヤハウェですね。
一神教は、ヤハウェ以外の神を認めないとしているので、他に同等の神がいてもいいっと解釈できます。
人間がクズなのは、お前を元にしたからってのは辛酸すぎて笑う。
この漫画でしか言えない、凄い。

サリエルとアンダイン恵は素直におめでとう。
この二人好きだなぁ~。

佐隈は最終巻の都合のせいで、なんか性格がブレている気がします。
最後のオチは非常に酷くて、処女懐胎による悪魔出産とかキリスト教へのディスですね。
いやぁ~、最低すぎてひきましたが、凄い。

この主人公転生?エンドは、榎本俊二 の えの素 で既にありました。
えの素 は純粋に著者のメンタルがやられて狂ってましたが、こっちは宗教的意味合いがスパイスされてますね。

本当に最低の作品だったなぁー。
もっと見たかった。

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