- 作者: 南直哉
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2017/07/08
- メディア: 新書
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南直哉 は、「ザ・ボイス そこまで言うか!」で、宮崎哲弥 がゲストとして呼んだ回あり知りました。
経歴、語りが面白く、とりあえず一冊という感じで読んでみました。
内容は、自己、仏教の教え、その(南直哉なりの)解釈、現代社会の問題点など、広く書かれていました。
話題が色々と散っているなぁと思っていましたが、あとがきに、ゴリゴリの仏教本と、世俗の本の中間ぐらいの本とあり納得しました。
その意味では、最初の一冊としてはありですね。
どちらかの深い内容が読みたい人は別の本が良さそうです。
椅子を例に例えた「関係」の話は凄く面白かったです。
それそのものに本質はなく、どう関係するのかで決まるという視点は凄い。
仏教用語の説明は「業」あたりから難解で理解が及んでいませんが、「関係」の考え方は今後も使えそうです。
彼の主張のほとんどは、私も共感できるもので、思考が近いなぁと思いました。
ただ学校関連の事となると、さすがにひねくれすぎだろ(笑)と思いながら読んでいました。
現代の色々な問題にも発言があり参考になりますね。
何かしら拾える部分があると思います。
内容が広いので感想を書くのに困りますね。
とりあえず、人間、ままならないってのはよくわかりました(笑)