- 作者: 木城ゆきと
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/12/22
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ええやん。
まとまっている。
ムスターの過去話は、グロ部分は昔の銃夢を思わせますね。
ノヴァ教授の好奇心に蹂躙される被験者を思い出します。
描写は手塚治虫っぽい印象を受けますね。
何がこう思わせるんだろう。
無力感の描写とか自分語りとかなんだろうか。
ガリィの出生の秘密がついに明かされているので、ファンなら読んだほうがいいですね。
ここもさらに手塚治虫感を後押ししてますね。
ムスターは元々が善良なだけに同情します。
今まで小物な悪役だと思っていましたが、ある意味で正気を保つために悪を働く実は根のいいヤツって見えてきました。
まぁ死ぬんでしょうけど、最後は良いことをやって欲しいですね。
終盤は展開が急ですが、内容が王道で良い。
エーリカは相変わらず悪魔的な可愛さですね。
純粋で手段を選ばない依存体質なので将来心配だわ(笑
ガリィはいつ頃活躍するんだろうか。
待ち遠しい。