機動戦士ガンダム サンダーボルト 10

充電の巻ですね。

前の出来事の棚卸しをしています。
イオ、ダリル、双方の心理描写が丁寧に書かれているので良いですね。

イオのクローディアに幸せになって欲しいって思いは、かなり自分中心です。
イオの「幸せ」というイメージは、戦争がなかった上での幸せって感じでした。

ただ現実に戦争は起こっている。
クローディアは、それを受け入れた上で行動してて、イオが思うよりずっと強くなって先に行っている気がします。
クローディアは洗脳されているのか自分の意思なのか判断が微妙ですが。

イオとクローディアの溝はどんどん広がっていくので、最終的にイオは裏切られたと感じるんだろうか。
そうなったらビアンカがいて支えて欲しいなぁ。

ダリルの判断はビックリしましたが、丁寧な描写があったので納得せざる得ない。
ここの書き方はすごくうまい。
どこまでいっても人間は感情の生き物なんだよなぁ。

あと、モニカ参謀に関しては、何を考えているのか、わからない。
本来であれば心の声みたいな描写があるんだけど、あえて書かれていない。
思わぬ形で実がなったので、根こそぎ回収したいんだろうか。

コーネリアスの描写はミスリードであって欲しい。
あって欲しいがぐぬぬ

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