機動戦士ガンダム サンダーボルト(6)~(9)

6巻は戦争物として完成しているように思えた。
時間を巻き戻しながら憎しみの連鎖が起こる過程を書いているのは面白かった。

戦争は終わっているんだけど、個人の戦争は終わってない。
復讐の連鎖も終わらない。
事後処理は果てしなく続くな。

7巻以降はスターウォーズっぽい。

ガンダム作品では焦点が当たらなかった部分が多数書かれており、かなり面白かった。

今までカルト全開だった宗教側だけど、弱者の受け皿的な側面があり、なんとも言えない感じが凄く良い。

フィッシャーの今後が気になる。
モブだと思ってたけど、コイツも十分に主人公だ。

イオとクローディアは対立関係になってしまっており、このままだとダリルとフィッシャーも対立する事になるんだろうか。

フィッシャーの狙撃の腕はイオがダリルと間違うレベルなので、スナイパー対決になるんだろうか。
楽しみだけど、見たくない、そんな感情にしてくれる、この作品は素晴らしいな。


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