JAEPO 2017 の LoV4 と 三国志大戦 の内容を見て、まだカード排出の問題が解決されていない事になった。
私の見えない所で、私が問題と思っている事が解決されているかもしれない。
もしくは次世代で解決されるかもしれない。
とりあえず書いていこう。
プレイ料金の内訳
問題提起の前にプレイ料金の内訳をどう考えているんだろうか。
私は以下の通り考えている。
- プレイ料金 = サービス料 + カード料
サービス料は全国対戦やストーリーを遊ぶために必要なお金を指している。
カード料はサービス終了後に排出されるカードを受け取るためのお金を指している。
三国志大戦は 200円1プレイ なので サービス100円 と カード100円 になる。
LoV4 も同じ感じで今回からワンコインつまり100円を払えばカードが1枚ついてくる。
問題提起
抽象的に言うと サービス料 と カード料 を分離できていない。
もうちょっと具体的に言うと ユーザが物理的なカードを受け取る・受け取らないの権限 が提供されていない。
プレイが終わるとカードが1枚排出される。
そのカードが 何枚引いたかわからないダブリカード だったり 必要のないカード だった場合、ユーザは価値の無いものにお金を払った事になる。
凄い結果論なんだけど、これは解決できる。
提供者側がユーザの欲しいカードなんて、わかりはしないし、カードを物理的に印刷してしまったので、そのコストは負担して貰うしかない。
今まではそうだった。
ただ三国志大戦の印刷方式が発表されて、この問題は解決の糸口が見えている。
僕らユーザは欲しくもないカードのためにカード料を払う必要はなくなる。
ここから以降は三国志大戦の印刷方式とカードをICに紐付ける前提での話になる。
印刷技術のさらなる発展が必要不可欠
現在の三国志大戦の印刷方式も問題を解決するに至っていないと思う。
印刷に時間がかかりすぎている。
- 「印刷する」と意思決定がされて数十秒後にユーザの手元にカードが届くレベルの印刷速度
この技術を実現する必要がある。
たぶんだけど、現在の三国志大戦はお金を入れたタイミングでカードの抽選および印刷が行われている。
本当は、お金を入れたタイミングで抽選結果を見せて「これ印刷する?」ってできるんだけど、そうするとアーケードカードゲームのプレイ後にカードを引く楽しみがなくなるのでユーザ体験上できないと思う。
印刷速度が改善されると、こう変わる
プレイ後カードの抽選が行われる。
抽選で引いたカードはICに紐付けが行われる。
ユーザは抽選結果によってカードを印刷する、しないの判断を行う。
印刷する場合はカード料100円を払う。
印刷しない場合はサービス料100円だけでいいので、そこで終了。
問題とした サービス料 と カード料 の分離が行われている。
デッキも完成しており欲しいカードがないユーザはサービス料だけを払えばいい。
カードが欲しいユーザは、その分を払えばいい。
もっというと印刷しない場合、物理的に存在しないデジタルなカードなので、別の何かに変換する事だってできる。
三国志大戦なら縁とかね。
ユーザにとってダブリカードなどあまり価値の無いものを、別の価値のあるものに変えられるのは非常にいいと思う。
カードはデジタルが正で物理が副になる
三国志大戦は既にそうなっているんだけどね。
とりあえずカードを印刷しているので正と副の関係がわかりづらい。
これからはユーザが欲しいと思ったタイミングでカードを物理世界に持ってくる時代だと思う。
使わないカードはデジタルデータとして所持しているぐらいで十分だと思う。
さて、私が問題だと思っている事は未来ではどうなっているんだろう。
たのしみー。