お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

面白かった。

「税」の必要性が国家単位でぼんやりわかるような気がしてきた。
今まで個人単位でしか考えていなかったなぁ。

聖書の話が出てきたり、世界史では存在の薄い中東とかが扱われており、幅広く読めて飽きなかった。

聖書入門を読んでいると、モーセが虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する話があるんですが、それは神に命ぜられたから行っていました。
この本だとエジプトの財政が厳しくなって税金が跳ね上がって生活が苦しくなったのでエジプトから逃げたんじゃないか、みたいな考察がされてて納得しました。

この本を読んで今を見ると面白いですね。
貧富の差は拡大してて、貧困層にも影響のある消費税増税が待っています。

貧困層が増えるという事は国家はどんどん貧弱になっていく、かといってお金持ちに課税すると、資産をタックスヘイブンなど他国へ移動し始めるし、どこから取ればいいのやらってなりますね。

難しい。
難しいけど経済って面白い。

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ボボボーボ・ボーボボ 1, 2

久しぶりに読んだ。
作者天才だなっと思う部分がちらほらある。

1話の敵とか、鼻毛が閉店したので脇毛で倒してて、いきなり意味がわからない。

2巻までの決め技で一番好きなのは「コーラまだかな」かな。
流れからの決めが素晴らしい。
ドンパッチがボーボボの頭に乗っているのも可愛い。

ボーボボの頭(アフロ)はギャグの4次元ポケットみたいな感じでみています。
作者が思いついた、短くて面白い事を無理やり登場させる事ができるので、便利ですね。

不条理系ギャグのジャンルなので、無茶苦茶やる前提がクリアされているのが肝なんでしょう。

ただ読んでいると非常に疲れる。
2巻を読み終わって非常に眠くなりました。
合理的な展開じゃないので、脳が混乱してるみたいなんですよね。
この疲労感は前にも感じだなーっと思って記憶と辿ると「ゲノム」が出てきました。

毛色が違いますが、これも読んでいると凄く眠くなって寝てしまう。

面白くないってわけじゃないんですが、不条理系ギャグって自分の脳だと解釈に凄いエネルギーを使うようです。
前提や状況を理解しようとするからかな。
ボーボボの場合、ストーリーがある(日常系ではない)ので、ここまでがギャクで、ここからがストーリーに関わる部分と区切りを意識するのが疲れるのかな。

Java で ImageIO を使用して jpg画像 を保存すると品質劣化する問題への対応

三国志大戦の個人的な開発でTwitterにある画像をJavaのプログラム処理でローカルPCへ保存していた。
保存した画像を見てみると、明らかに画質の劣化が見受けられたので色々と調べてみました。

画質劣化はパターンマッチングにおいて致命的になりそうなので、妥協できない点です。

結論から書くと、ImageIOを使用せずにファイルとして取り扱えとなります。

以下、ImageIOを使用してTwitterの画像(mediaUrl)をローカルPCに保存(outputPath)している。

ImageIO.write(ImageIO.read(mediaUrl), "jpg", new File(outputPath));

ブラウザで保存した画像とImageIOを使用して保存した画像をWinMergeで比較してみる。
WinMergeは、いつから画像比較もできるようになったんだ。
WinMergeの進化が止まらない。
f:id:kameya_takefumi:20171116151524j:plain

差異がある部分が黄色になっている。
やっぱ画質劣化してるやん、詐欺やん。

調べてみると、画像保存時の品質設定がMAXではないらしい。

以下、品質設定MAXで行う処理。

try (FileImageOutputStream output = new FileImageOutputStream(new File(outputPath))) {

    BufferedImage readImage = ImageIO.read(mediaUrl);

    ImageWriter writeImage = ImageIO.getImageWritersByFormatName("jpeg").next();
    ImageWriteParam writeParam = writeImage.getDefaultWriteParam();
    writeParam.setCompressionMode(ImageWriteParam.MODE_EXPLICIT);
    writeParam.setCompressionQuality(1.0f);
    writeImage.setOutput(output);
    writeImage.write(null, new IIOImage(readImage, null, null), writeParam);
    writeImage.dispose();
}

その結果。
f:id:kameya_takefumi:20171116151638j:plain

たいして変わってねぇ。
むしろ差異が増えている?
そもそもJpg画像として保存する事が自体がダメな気がしてきました。

以下、ファイルとして保存する処理。

try (ReadableByteChannel rbc = Channels.newChannel(mediaUrl.openStream());
        FileOutputStream fos = new FileOutputStream(outputPath)) {
    fos.getChannel().transferFrom(rbc, 0, Long.MAX_VALUE);
}

その結果。
f:id:kameya_takefumi:20171116151746j:plain

いけた。
Jpg画像を読み込んでJpg画像を出力すると品質劣化しますね。
Jpg自体、画像を圧縮する技術なので、圧縮処理されたものを、さらに圧縮処理する事になっているのか。
劣化するのは当たり前っちゃ当たり前ですね。

考えればわかりそうな事ですが、パッと思いつかなかったなぁ。
画像といえど、そのまま保存するならファイルとして扱うのがいいですね。
今更ながらの学び、でも大事。

中間管理録トネガワ(6)

中間管理録トネガワ(6) (ヤングマガジンコミックス)

中間管理録トネガワ(6) (ヤングマガジンコミックス)

面白い。
いやぁ凄い。

まさか海老谷がこんな形で再登場するとは思ってもみなかった。
海老谷の愛すべきバカっぷりは良いねぇ。

女性黒服西口のアドバイスがある話が一番好きかな。
的を得てて笑うし、最後、「兵藤会長が可哀想」って兵藤会長に共感してるのがツボった。
兵藤会長も無視するっていう幼さを感じる行動が良い。
制裁を加えない。
罰を与えない罰。
悪魔的だ!

まさやんも再登場してて良いねぇ。
まさやんの犬化が止まらない。
黒崎が怖すぎる。
初対面なのにまさやんに対しての教育が厳しすぎる。
黒崎の部下にはなりたくないねぇ。

kameyatakefumi.hatenablog.com
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アカギ 35

アカギ 35 (近代麻雀コミックス)

アカギ 35 (近代麻雀コミックス)

長かった。
ギャグ調になって終わってしまった。

最初の 狂気の沙汰ほど面白い みたいな感じじゃないね。

作者は鷲巣の事が好きになりすぎじゃないかな。
部下の鷲巣信者みたいなヤツの語りとか面白いんだけど、鷲巣のスピンオフ漫画でやって欲しいなぁ。
あくまでもアカギが主人公なので、淡々とやって欲しかった。
スピンオフのノリに影響されるというか、張り合うのは違うと思う。

鷲巣編はこれで終わりだけど、漫画としては続くっぽいですね。
アカギにとっての最強の相手だっただけに続きはどうするんでしょ。