- 作者: 奥浩哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: Kindle版
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いぬやしき(4) (イブニングコミックス)
いぬやしき(5) (イブニングコミックス)
いぬやしき(6) (イブニングコミックス)
めちゃくちゃサクサク読める。
獅子神君、めっちゃ悪やん。
若者の虚無感と力に振り回されている感じはリアルでとてもいいですね。
力に関しては善悪で見るよりも、利己的か利他的か、とか色んな視点から見ていくほうがよさそう。
善悪抜きにしても犬屋敷は力を使っており、それにより良くない結果を引き起こしそう。
人がいいだけに利用されそうです。
ヤクザ編は凄い好き。
ただ結末?には違和感を覚える。
作風はリアルを売りにしていると思うんだけど、結末がご都合主義すぎる。
犬屋敷がいてくれたから最悪よりマシで済んだぐらいのサジ加減でよかったんじゃないのかなぁ。
二人のスペックは同じなんだろうか?
犬屋敷は機械に弱いので、そのへんが反映されてると面白いな。
犬屋敷はラジオで獅子神君はネットって感じだ。
5巻は風刺が効いてて、よかった。
獅子神君は自分で機械って言いつつ、客観的に自身を評価できていないし、人間臭い思考してて、そのバランス悪さが非常に良い。
6巻は因果応報と責任転嫁って内容。
映画を見ている感じでよかった。
建物とかしっかり描いていてイメージしやすい。